2020/01/16 16:01
モミガライト(もみ殻でできた薪)とは
モミガライトについてはこちらの記事にまとめています。
この記事ではモミガライトの用途のお話です。
どんなところで使えるか
身近なところで提案させていただくと、
①薪ストーブ
②キャンプ(バーベキュー)
③非常用燃料
④屋外での暖房
⑤釜の燃料
⑥焚き火
この6つです。
①薪ストーブ
使う方として一番に思い浮かぶのはやはり薪ストーブ。
薪の代替として使う方法です。
現在薪ストーブを使っているが薪は遠くから調達している・将来的に薪の入手が困難になってしまうかも、という方は一度モミガライトを試してみてはいかがでしょうか。
薪ストーブユーザーさんの間では、火持ちがいいモミガライトを夜用の燃料として使っている方も多いようです。
(また、化石燃料の灯油や重油とは違い価格が安定しているので、農業用ハウスの暖房にもよさそうです。)
②キャンプ(バーベキュー)
本格派でバーベキュー台や焚き火台の道具があれば、薪や炭の代わりにモミガライトが使えます。
アウトドア・キャンプでは【モミガライトセット】に、その他必要なライターや網などをもって出かければOK!
【モミガライトセット】を使って庭先で肉や魚などを焼いて美味しく食べる楽しみ方もできます。
モミガイライトで焼きトウモロコシ|Youtube https://youtu.be/L69wIYIEpqA
③非常用燃料
モミガライトは備蓄しておくと非常時に火の確保ができるので【モミガライトセット】を備蓄燃料としてもおすすめしています。
そしていざというときに使えるように練習を兼ねて普段から使ってみてください。
「備蓄燃料モミガライトセットのこと」https://sagaoriza.thebase.in/blog/2019/06/27/153618
④屋外での暖房
屋外スポーツをしているお子さんをもつお父さんお母さん。
真冬は寒くて観戦が辛い…なんてことありませんか?
どんなに厚着をして防寒をしても寒い。
【モミガライトセット】をもって行ってみるのはどうでしょうか。
暖をとることもできますし(モミガライトは火の粉が飛ばないので服に穴があく心配がありません)、お湯を沸かすこともできます。
外からも中からも温まることができます。
※その場所で火を使っていいのかは管理者等に確認してください。
⑤釜の燃料
・ピザ窯
モミガライトを使うと安定して燃えるので扱いやすく、窯の温度が下がりにくいそうです。
・焼き物
モミガライトを燃料として使い、モミガライトの灰(=もみ殻灰)は釉薬の材料に使うということもできるかもしれません。
・五右衛門風呂
薪の代わりにモミガライトを使っている方がいらっしゃるそうで、モミガライトは長く燃えるので湯が冷めにくく、追い炊きの回数を減らせていいと喜ばれているんだとか。
モミガライトでタケノコ湯がき|Youtube https://youtu.be/ubSiVXe2xig
⑥焚き火
もちろんただ燃やして焚火をするのもありです!
ゆらゆら揺れる炎を眺めていると癒されますし、火のまわりには自然と人が集まります。
このようにモミガライトはさまざまな場面で活躍します。
モミガライトのデメリットをあげるとすれば・・・
❶火がつきにくい
火おこしの経験がない初心さんが火をつける場合のお話ですが。
ただし、ポイントをおさえれば誰でも火をつけることはできます。
モミガライトの火おこしのコツはコチラの記事へ→https://sagaoriza.thebase.in/blog/2019/07/02/161628
スイッチ一つで電気・ガスを使えることが当たりまえの生活では、火が使えるまでに時間がかかることは不便に感じてしまうかもしれません。でも、いざというときのことを考えてみるとそのちょっとした手間や時間で、健康や安心を手に入れられるかもしれませんね。
❷灰が多い
モミガライトの一番のデメリットはこの灰になるかもしれません。
モミガライトの灰はこのように固まった状態で残るので、灰がかさばってしまいます。
薪を使われている方にとっては灰の掃除をこまめにしないといけないのがあまり好まれないようです。
とはいってもこの灰、硬いわけではなく触ってみるとサクサクとしていてスナック菓子のような感じで手で簡単につぶすことができます。
モミガライトの灰|Youtube https://youtu.be/4xi3lhMoVxI
灰の処理については、畑に入れて土に還すか、自治体の指示に従って処分します。
環境面(薪となる木の不足)やもみ殻の再利用(米を作り続ける限り毎年大量に発生する)を考えて、薪の代替として使っていくメリットはあります。
orizaでご用意しているモミガライトは2種類
・36cmのロング
・9cmのショート
夏のアウトドア、冬の暖房などに使ってみませんか。