2019/07/02 16:16
モミガライトに火をつける
まずはじめに、モミガライトは火を付けるのが難しいです。
火おこしの経験がなければおそらく火をつけることができません。
「備蓄燃料モミガライトセット」も非常時にいざ使おうとしたときに使ったことがなくて火をつけられなくて困る、なんてことも起こり得ると思います。
最初はできなくて当たりまえ
火おこしの経験のない初心者は、
・モミガライト・ライター・着火剤の道具さえあれば火は付くだろう、と考えがちですが、やってみるとそう上手くはいきません。
(恥ずかしながら私自身も、最初つけることができませんでした。)
でも、そこで「モミガライトは火が着かない。使えない。」と判断するのはちょっと待って!!
モミガライトに火を付けることが難しいと言いましたが、実際にはモミガライトだから難しいのではなく、薪や炭でもほぼ同じです。
火おこしに必要なのは特別な技術でなく、コツ。
練習をしてコツをつかめば誰でも簡単につけられるようになります。
モミガライトにの火おこしのコツ
火がつかないとどういう状態になるか
うまくいくいくコツの話をする前に、うまくいかなかったときにどういう状態になるかもお伝えしておきます。
煙だけがもうもうと出続け、着火剤のみが燃えて臭いです。
こうなると、モミガライトは火が付かないし、臭いという悪いイメージになります。
これを避けるには・・・
火おこしのコツ~3つのポイント~
今回は、備蓄燃料モミガライトセットを使ったときを想定してお話しします。
写真とその補足説明は私自身がやっている、モミガライトの火おこしのときにいろいろ考えずにこうしておけば間違いなく火がつく方法です。
はじめてモミガライトに火をつけるときには試してみてください。
①モミガライトは、空気が入るように配置を考える
1段目は、まず一斗缶の四隅に1本ずつモミガライトを立てて置きます。
内側に並べるモミガライトを固定するためです。
そのあと写真のように4本、一斗缶に開けられた穴を塞がないように置きます。
モミガライトの面と面が密着しないように置きます。
これに気をつけると煙の量がだいぶ減ると思います。
②着火剤は、下方から火をつけて一番下に入れる
火は下から上に燃え広がっていく特性があります。
モミガライトに火がつくまでには時間がかかるので、長く火がもつように着火剤の下方から火をつけます。
着火剤の量は、1/2で十分です。
③炎が上がるまでむやみに触れずじっと待つ
初心者がやりがちなのが火が付いているのか気になって触ってしまうこと。
これが絶対にNG。
モミガライトは断面部分のほうが火がつきやすいです。
火のついた着火剤の上からモミガライトを置く場合には立てたほうがいいです。
断面部分で火を囲み、あとは炎が上がるまで辛抱強く待ってください。
うまくいけば10分ほどで炎と煙が上がり始めるので、
その状態にまでなったら燃料を追加していってください。
最初火がつくまでに少し時間がかかりますが、一度火がつけばそのあとの燃料追加ではすぐに火がつきます。
熾火状態でも火が弱くなりすぎなければ1分もかかわらずすぐに炎が上がり始めます。
モミガライトは誰でも使える固形燃料
私自身も火おこしの経験がなく、1回目は結局火を付けられませんでした。2回目でなんとか火が付き、3回目で上記の方法を試してスムーズにつけられるようになりました。
慣れれば難しくないので、あなたもレッツトライ!
orizaサイト