2020/09/16 13:30


リーズナブルで火がつきやすくくすぐに燃え尽きてしまう炭。

高級で火がつきにくいけど長く燃える炭。

さまざまな炭があります。

コスパのいいオガ炭は人気のある炭の1つです。


では、「モミガライト炭」をご存知でしょうか?


姿形はオガ炭に似ていますが、これは「モミガライト炭」という炭です。





“もみ殻”を再利用するために生まれた「モミガライト炭」


“もみ殻”はお米の外皮。

お米を作るとできる副産物です。

毎年大量に発生するもみ殻は、現在は以前のように利用される機会が少なくなり処分に困るゴミ扱いとなっています。

近年はもみ殻を有効活用する方法が模索されており、そこで生まれたのが接着剤を使わずに作られた固形燃料モミガライトを炭にした「モミガライト炭」。




モミガライトより軽量で長く燃えます。





火はつきにくい。でも火持ち・火力良しの「モミガライト炭」


▼モミガライト炭の着火


モミガライト炭は火がつきにくいです。

少し時間がかかり10分くらい。



※煙は着火剤から出ているものです。


モミガライトの火おこしについてはコチラの記事をご参考ください↓

『モミガライト炭の火おこし』→https://sagaoriza.thebase.in/blog/2019/07/03/142041



▼モミガライト炭の燃焼


一度火がつけば、条件にもよりますが最長5時間弱ほど燃焼します。

安定して燃焼させるには立てて配置することをおすすめします。


(もし、モミガライト炭を途中で追加したい場合には、火つきが悪いので火力が強いうちに早めに追加してください。)



▼モミガライト炭の灰


モミガライト同様もみ殻がケイ素分を多く含むため灰が多く残りますが、土壌改良材として畑などの土に撒いて還元することができます。


『モミガライト炭の灰のこと』→https://sagaoriza.hatenablog.com/entry/2019/10/24/165226





バーベキューや七輪などで木炭と同じように使えます



煙もモミガライトのように出ません。

バーベキューで使うにはモミガライト炭のほうがおすすめです。











コスパ良しの炭の仲間入り?


今ではメジャーな炭となったオガ炭もおが屑を有効活用するために生まれた炭でした。

「モミガライト炭」もまた農業廃棄物であるもみ殻を再利用しており、認知度は高くないもののコスパの良い炭といえるでしょう。

まだまだ珍しい炭ですが、orizaで購入いただくことができます。


あなたも「モミガライト炭」使ってみませんか?